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うお秀-京料理、京懐石

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2014年 08月 28日

重陽の節供

八月も もうすぐ終わり。雨の日が続いたせいか、一気に季節が進んだ様子? 
市場にも 秋刀魚や、ぐじ、カマス 里芋や、松茸、二十世紀梨……等 秋の味覚が沢山並ぶように
なりました。

ところで、九月九日は、「重陽の節供」 陽数の 「九」を重ねためでたい日とされ、平安時代
宮中では、菊花宴が行われ、菊酒を飲んだり、被綿が行われたそうです。
 
 一説によれば 不老長寿の花と信じられる菊の花
 その花びらを、浮かべた酒を飲む風習は、中国から伝わったとされ、
 邪気を払い 長寿を祈って飲まれます。

 被綿は、九月八日の夕 真綿で菊花を覆い、翌朝その菊の露を含んだ綿で
 顔を拭い、老いを棄て去るという風習です。
 
九月に入ると、当店の献立の中にも、菊酒はじめ 菊膾・黄菊浸し・菊花蒸しなども登場します。
特に、食用の紫菊は もってのほか もって菊とも呼ばれ、珍重されます。

又、鎌倉時代以後 皇室の永遠と御繁栄を祈ることから、菊花紋を 御紋章として、御使用されるに
至ったと伝わるそうです。


by uohide-kyoto | 2014-08-28 14:57


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